理容師
理容師も美容師と同じで、専門学校で必要な知識と技術を学び、国家試験を受験して合格しなければ、理容師免許を取得することはできません。
美容師の仕事と大きく違うところは、理容師にはシェービングの仕事があるということです。お客様の顔にカミソリを当てることになりますので、しっかりとした技術が必要になります。
床屋
理容室は理髪店とも床屋とも呼ばれます。江戸時代の理容室を髪結い床と呼んだところからきています。山口県下関市が床屋の発祥の地と言われています。
美容師にも腕を競うコンクールがありますが、理容師にも同じようなコンクールがあり、第1回の全国理容師技術大会が昭和23年に行われました。美容室では行く度にヘアスタイルを変えてみるという人もいるようですが、床屋の場合は常連になると、『いつものように!』で済むところが多いですね。
テンションの高い美容師の会話についていけないと言う人は、落ち着いた感じで、だからといって無口でもなく、適度な会話を交わしながら髪の毛をカットしてくれる床屋もいいものですね。
女性理容師
女の理容師のイメージは、夫婦で理容室を営んでいて、おばちゃんがやっているイメージがありましたが、最近では若い女性の理容師も増えてきています。人の顔に刃物を当てるお仕事。こんな仕事だからこそ、繊細で気遣いのできる女性が向いているのかもしれません。

昔の理容室のイメージは、トレードマークともなっている3色のクルクル回る看板で、お客がいないときは椅子に座った主人が新聞を広経ているような、ちょっと男性じゃなきゃ入れないようなイメージがありました。それが、現在では、店構えもとてもお洒落になり、美容院のように顧客カルテを使うところも多くなっています。
女性の顔剃り・ブライダルシェービングなどのメニューを掲げている理容院も多く、女性でも気兼ねなく入ることができるように工夫されていますね。
安い床屋
最近、激安料金の理容院が増えてきています。1000円床屋というものも密かにブームになっているようですね。とにかく安い!安さの秘密はカット以外やらないというところが多いですね。中にはえりあしを剃るのも含まれている場合もありますが、ほとんどがシャンプーや顔剃りなどはせず、本当にカットのみのところが基本的に多いです。安いからといって腕が悪いわけではなく、客数をこなしているだけあって、腕はどこも悪くないようです。

カットだけなので時間も短く、混雑していても待ち時間も短いのが特徴ですね。美容院や普通の理容院のように、会話をするのが苦手だという人にも向いているかもしれません。カットを15分前後で終わらせるために、会話らしい会話はどのようにカットをするのか注文するときくらいだからです。
1000円床屋として専門で行っているところもあれば、シャンプーや髭剃り(ひげそり)、パーマなどを別料金で行ってくれるところもあります。
コラム〜「繁盛の謎」
親戚が夫婦で理容院を営んでいます。美容室のようにお洒落でもなく、店構えもとても狭い昔ながらの床屋さんです。
開店当初は店舗の2階が自宅になっていて、細い階段を登ると6畳2間の空間があり、当時は家族4人で生活していました。やがて店も繁盛(はんじょう)するようになり、店舗の近くの住宅街に大きな豪邸(ごうてい)を建てました。
その理容院の3件並びには、もう1件理容院があり、幹線道路の交差点にあり、駐車場なんてもちろんありません。夫婦の他に、従業員を雇っています。それでもやはり昔から営業しているので、馴染みのお客様もいるのでしょうか。
常に繁盛していて、つい数年前、もう1件家を建ててしまいました。理容院ってそんなに儲かるのかな〜とも思いましたが、いくら親戚でもそこまで聞けず、とても気になっています。
普通だったら、生涯の中で1回家を建てれるか建てれないかというのに、豪邸を2件も建ててしまったのですから驚きです。



